• TOP
  • 新着情報
  • 急な移転や撤退でも安心!事例を交えて店舗解体費用相場をわかりやすく解説

急な移転や撤退でも安心!事例を交えて店舗解体費用相場をわかりやすく解説

投稿日 2023.02.24
ブログ

タイトル画像


店舗オーナーの皆様は、テナントの退去時の契約はどのような内容になっているか確認したことはありますか?

テナントなどの賃貸は、退去の際の解体工事を巡ってよくトラブルとなりますが、これは入居時など、事前に契約内容を確認しておくことで防げます。

本記事では、店舗解体に関わる原状回復工事について事例を交えてわかりやすくご紹介いたします。

店舗解体は大きく分けると3種類!

イメージ


店舗解体と一口に言っても、どこまで解体するかは物件により異なります。

解体工事をせずに退去しても良い「居抜き」ができる場合もありますが、管理会社様やオーナー様と交渉して許可をもらうという場合がほとんどですので、ここでは、解体工事が必要な場合についてご紹介します。

店舗の場合、解体工事は大きく分けると3種類あります。

①内装解体工事

内装解体は、文字通り内装のみを解体する工事です。
ドアやカウンター、装飾品等のみの解体なので、他の解体工事と比較すると、この工事のみの場合は費用は安く済むでしょう。

しかし、壊しすぎてしまったり、壊すべき部分が壊されていないなどのトラブルになることもありますので、事前にどこまで解体するのかを協議しておきましょう。

②原状回復工事

この解体工事は、入居時の状態に戻す工事です。
そのため、以前設置してあった消防設備を、入居時の内装工事などで撤去したり、移動させた場合、再度取り付けたり、元の場所に戻すという工事も必要になります。

また、オーナー様によっては事情があり、細かい部分まで元の状態に戻して欲しいという要望がある場合もあります。
相談ぜずに工事をすると、最悪やり直しになる場合もあるので、こちらの工事の場合も事前にどのように原状回復工事をすれば良いか細かい部分まで確認しておくことが大切です。

③スケルトン解体工事

スケルトン工事は、建物の主要な骨組みの部分以外全てを解体する工事です。
壁や天井も解体するので、他の解体工事と比較すると施工範囲が広いため費用がかかります。

過去の記事で、原状回復工事やスケルトン工事の費用を削減するポイントをご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

店舗解体の費用相場

イメージ2


店舗解体の費用は契約内容や状況により工事の内容が異なるため、ここでは様々な場合の目安をご紹介いたします。

まずは、先にご紹介した3種類の施工方法別でご紹介します。
以下は坪単価の目安となります。

・内装解体工事:約6,000円〜1万円
・原状回復工事:3万円~30万円
・スケルトン解体工事:約2万円〜5万円

内装解体工事やスケルトン工事は、場所の用途によって変動します。
装飾品が多い店舗などでは相場以上になることもあるので、目安としていただければと思います。

原状回復工事では、取り付ける物の量や元々の壁の素材などによっても大幅に変動するため、相場に大きく差が出てしまうのです。

弊社の事例ですと、以下の費用を目安としていただければと思います。
※費用は坪単価です。

・雑貨屋さんの原状回復工事:3.5万円
 ※こちらの事例は、内装解体のみですと坪単価9,000円となっています。

・マンションのスケルトン工事:4.5万円

構造により費用が異なる店舗解体!

店舗の解体工事は、建物自体の構造が木造なのか、鉄骨なのかによっても費用が変わります。

以下、構造別の坪単価の目安になります。

・木造:約3万円〜5万円
・鉄骨:3万円〜8万円

近年、木造の建物は建設リサイクル法や廃棄物処理法が厳しくなり、廃棄処理費用も値上がりしているため、費用が上がってきてはいますが、鉄骨と比較すると安くなっています。

鉄骨は、3階以上あるマンションなどの厚さ6mm以上の重量鉄骨の場合は費用が5万円〜8万円と上がりますが、それ以下の場合は3万円〜6万円程度が坪単価の目安となります。

知っておきたい解体工事の区分

イメージ3


解体工事には、誰が依頼して誰が支払うかによって分けられる区分が存在します。
これが、A工事、B工事、C工事と呼ばれるもので、耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これが何かと言いますと、それぞれ以下のような工事のことを指します。

・A工事:貸主が依頼して、貸主が費用負担する工事
・B工事:貸主が業者を斡旋して、借主が費用負担する工事
・C工事:借主が依頼して、借主が費用負担する工事
※貸主(建物の所有者)借主(入居者様)

特にB工事は支払い者が業者選びをすることができないため、費用が高額になることが多いです。

また、費用についての交渉ができない場合が多いため、入居前にどの工事区分なのかを確認しておくことで退去時のトラブルを防止することができます。

すでに入居している場合でも、区分を確認し、合わせて変更が可能か確認しておくと良いでしょう。

解体テックは店舗解体のプロが丁寧な施工を低価格で施工します!

解体費用の相場についてご理解いただけましたでしょうか。

廃棄処理費用など、様々な部分で値上げが続いておりますが、解体テックでは店舗解体のプロが抑えられる費用をしっかり抑えることで、丁寧な施工を低価格で実現します。

また、解体テックと同じ運営会社が消防設備専門サイト消防テックを運営しているため、一括施工による費用削減も可能です。

退去費用をなるべく抑えたいとお考えの店舗オーナー様は、お気軽にご相談ください。


新着一覧に戻る